2月
21
2013

昔ながらの工法で家を建てたため工期が半年以上かかりました。

建築が始まったのは冬の寒い日でした。

大工さんが20人くらいきて、一気に骨組みを作っていきました。あっという間に形になったので驚きました。旦那さんは仕事だったので、その様子を見ることができなかったのを、とても残念がっていました。

建築中に何かすることは、特になかったのですが、階段部分が図面と、最初に話していた内容と違うのを旦那さんが途中で気が付いたので、そこで少しストップしました。

工務店側の説明では、階段部分は壁を作らないという話だったのですが、図面を見ると階段部分に押入れが作ってあり、水道が設置されているので、壁がないと不可能じゃないのか?というような話でした。

なんどか差し入れにもいきましたが、大工さんは3時に休憩を取ったり、とらなかったりと結構不規則だったため、大工さんにも気を遣わせてしまうことになり、途中から差し入れに行かなくなりました。

大工さんがいない日曜日に家を見に行って、どうなっているか観察していました。2階部分ができて上がれるようになると、いよいよ家の形ができてきたな~と思えました。

建具が家にはいることになり、詳細を決めるときに旦那さんは玄関のドアのデザインが気に入らなかったようで、そこで数日、こちらから提案したドアのデザインを使いやすい形にしてもらうのに時間がかかりました。

また最後の外壁の仕上げが、リシン掻き落とし櫛引仕上げ、というのを希望していたのですが、外壁屋さんがリシン掻き落としの方法しか仕上げたことがなく、櫛引仕上げのイメージを伝えるのにとても苦労しました。

実際に櫛引仕上げで作られている家を探して写真を何枚かとって外壁屋さん見せても、これはリシン掻き落としではない、といわれるなど、そのあたりで2週間くらいストップしました。

うれしかったのは、昔ながらの竹こまいで土壁を作り、その上から断熱材などを入れていくのですが、その工法をみたひとから「今時こんな家建てる人いるんだね」といわれて、近所の方が「家ができていくのが見ていて楽しい」と言ってくれたことです。