4月
04
2013

夫婦で土地を買って注文住宅で家を建てようということに至るまでのおはなし【新太郎さん(仮名・30代後半・会社員)】

今から2年前、私が36歳のとき、東京都西東京市で、自然素材(無垢の木材、塗り壁など)を主に用いた注文住宅(従来工法の2階建ての家)を建てました。

専業主婦の妻と1歳の長男の3人家族で、お腹にもう一人赤ちゃんがいました。

杉並区の家賃12.5万円、2DKのアパートに住んでいたのですが、子供がうまれて荷物が増えて部屋が手狭になってきたことが主な理由です。

3年以上住んでいてその地域にたくさん友達もできたので、できればその地域に住みたかったのですが、普通のサラリーマンである私にとって予算的に無理だったので(希望の間取りの戸建てだと8000万円以上はする地域でした)、少し都心からは離れた地域を選びました。

夫婦ともに戸建て希望でマンションは視野になかったのですが、最初は、予算面での制約から、建売住宅を購入するつもりでした。

実際、希望の地域である練馬区や西東京市、小金井市あたりの不動産会社を何社か訪ねて、建売の戸建住宅を10軒ほど見回りましたが、安さを売りにする建売住宅は、やはり安っぽくみえて気に入った物件はなく、逆に大手ハウスメーカー(野村不動産のプラウドシーズンなど)の家は、注文住宅よりも高く予算的に厳しいというのが正直なところでした。

そんななか、建売住宅を見学した帰りに、たまたま地元の工務店が建てた注文住宅の見学会というのをやっているのに出くわして、興味本位で訪ねてみたところ、それまでの建売住宅では感じなかった魅力、自分で好きなようにできる点、建築段階から見て安心できる点など、注文住宅いいなあと感じるようになりました。

さらに、お互いの両親にそろそろ家を建てようと思っているんだよねえという話をしたところ、それぞれから500万円ずつ援助するよという思いもよらないありがたい話がありました。

そこで一気に注文住宅で家を建てることにしよう、と夫婦で盛り上がることになったのでした。