3月
01
2013

月々の家賃がもったいないと思い、注文住宅を建てる計画を立てました。【百合さん(仮名・40代前半・専業主婦)】

子供が生まれる前は、賃貸の集合住宅に住んでいました。

元々、主人も私も実家が一戸建て住宅だっため集合住宅には馴染めず、子供が生まれてから一戸建ての賃貸住宅に引越ししました。玄関を出るとすぐに庭がある生活に慣れていたので、引越しは正解でした。

しかし、毎月の家賃がとても惜しくなってきました。

地方なので、それほど高くないかもしれませんが、毎月毎月こんなに払うのだったら、家を建てた方がいいのでは?と考えるようになりました。

ちょうどその頃、私の実家が建物の老朽化により、建て替えをする話が持ち上がりました。

実家は、少々不便なところでしたので、建て替えついでに土地も処分して、新規に土地を購入し家を建てるという話でした。

その話が出て、主人も私も住宅購入に前向きになりました。将来の両親のことも考え、敷地続きに家を建てようということになったのです。

そうなると話はどんどん進み、まず土地探しから始めました。

どこに住むかはとても大切なことです。子供の学校のこと、環境のことを考えました。これは夫婦ともども意見が一致し、主人の通った小学校、中学校の学区内に決めました。

市内でも便利なところですし、環境もよく、両親も賛成してくれました。

地元の不動産数件に電話して、この地域の住宅情報を集めました。

当時は今ほどインターネットが普及していなかったので、電話をしたり訪問したりという方法を取りましたが、今ならインターネットで簡単に検索できるのではないでしょうか。

分譲地や土地の情報について、不動産屋はある程度共有しているようでしたので、同じ物件が出てきていました。

幸い、気に入った場所に、気に入った広さの土地が見つかったので、無事土地売買の契約に至りました。

土地のみを探す場合、住宅メーカーが入っていてそのメーカーでの建築条件が付いているところが多かったです。

土地を購入後、実家はすぐに建築を始めましたが、我が家は資金面でなかなか決断ができず、1年以上更地のままでした。