2月
28
2013

建築後2年が経過しての変化と反省点を考えてみました。

現在、入居してから2年とちょっと経ちます。

住み心地はとてもよく、夏は涼しく外は36度でも、中は扇風機だけで過ごすことができます。

ただ冬はちょっと寒いかもしれません。和風建築なので、風通しがいいからだと思います。

こたつもあるし、床暖房もあるし、エアコンもついているので、寒いときはフル稼働になりますが、実際はどれか一つついていれば問題ないといった感じです。

お風呂の床が十和田石という水をよく含む石ということと、壁がサワラという木材なので、お風呂をつかったら、必ず乾燥機をかけるようにしています。

旦那さんが、図面を見れば頭で3D化して想像できる人だったので、実際住んでみて違和感のあるところはなかったと話しています。

私は、キッチンのところがやや狭くなるのではないか、と心配していましたが、設計段階で、この家具を使いたいと伝えていたため、思っていたよりも広く使いやすい間取りになっているのが感心しました。

ただ一点問題なのは、トイレの戸が2段引き戸で、突き板で作られているのですが、そのためなのかトイレの戸がかるく、開けたり閉めたりする際に、ややうるさいことが気になります。

新築にしてよかったことは、旦那さんの希望通りのおうちで、お母さんと一緒に住めることは、とてもよかったと思っています。

近くに住んでいても、一緒に住むのとは違うので、一緒にいれば安心です。ほぼ旦那さんの希望通りの家になったので、旦那さんも毎日家に帰ってくるのが楽しい、と言ってくれることもよかったと思っています。

あまり良くなかったことは、トイレの戸がうるさいことと、床暖房は意外と使わないということです。

お客さんが来たときは、かなり役に立ちますが、普段の生活では、床暖房では空気が暖まらないので、やっぱり寒いということです。
次また家を建てることがあったら、トイレの戸は重くして、縁側を作りたいと思います。

振り返ってみて一番大変だったのは、工務店探しが一番大変でした。

こちらの希望することを、すべてできる工務店さんを探すこと、結局そのなかでも外壁を希望通りに施工してもらうのが難しかったです。

リシン掻き落とし櫛引仕上げを希望していたのですが、リシン掻き落としで櫛引仕上げはできないといわれたため、結果としてリシン櫛引仕上げで完成となったため、すべての要求にこたえられる工務店さん探しが一番難しいのではないかと思います。

これから注文住宅を建てられる方に伝えたいことがあるとすれば、要求はすべて伝えたうえで、向こうの設計図に対し、こちらは文句を言わないこと。向こうは設計のプロなので住みやすいように設計をしてくれます。

こちらの希望ばかり伝えては、結果、住みにくい家になってしまうことも考えられるので、どうしても譲れない部分を決めて話し合いをされると、後悔しないおうちができるのではないかと思います。